
| 瓦葺きガイドライン工法の実大実験 / 実大実験見学記 / CA研リレー発言 / 住宅市場フラッシュ / |
| ○実験の目的 「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」による粘土瓦屋根が、阪神淡路大震災クラスの地震また、予想される東海大地震においても十分安全性を持つことを確認する。 ○実験内容 ガイドライン工法で施工した2つの試験体(J形、F形)を振動台に乗せ、阪神淡路大震災及び予想される東海大地震の揺れを再現する。 振動実験で用いる振動波は次の2種類。 |
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| 〔阪神淡路大震災の再現地震波〕 財団法人日本住宅・木材技術センターが平成7年秋に行った「木造住宅の実大耐震実験」(阪神淡路大震災時に神戸海洋気象台で観測した地震波<地表面の最大加速度は818ガルに達する>を再現した)において、実施された実大住宅試験体の2階梁桁位置で測定された応答波を使用する。 〔東海大地震の予想地震波〕 政府の中央防災会議の東海地震対策専門調査会が測定した地震の「予測波形」を使う。 マグニチュード8クラス、最大加速度は854ガル、揺れ幅が大きく、主要な揺れが30秒以上続く地震波を用いる。 東海大地震の予測地震は静岡県清水市付近を想定し、震度は7。住宅の2階建て屋根を想定しており、地震の揺れを増幅したものを使用する。 |
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○試験体 ・J形試験体の仕様 :5.91×3.84m、勾配5寸 屋根形状は片寄せ棟、大棟はのし瓦5段積み、隅棟はのし瓦3段積み。 実物瓦を用いた振動実験で「隅棟」を揺らすのは今回の実験が初めて。 ・F形試験体の仕様 :5.26×4.03m、勾配5寸 屋根形状は片寄せ棟、大棟・隅棟とも三角冠1本伏せ ○実験のポイント 伝統的な瓦形状であるJ形(和形)は棟を高く積む工法が多い。このため、この実験で一番地震力を受けるのがJ形試験体の棟部となる。 特に「隅棟」という斜めの棟は過去の地震で被害が大きい箇所で、この部分の耐震性が大きなポイントとなる。 また、F形(平板)は現在の新築住宅では最も多く使われている瓦である。 実験では振動台の最大加速度は1300ガル(gal)近くになる。これは大震災で観測された地表面加速度の最大値の約1.5倍に当たる数値だが、木造住宅の屋根部分では、地表面の揺れが1.2〜1.5倍に増幅されることが過去の実験で検証されている。 |
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